おいしさの
ヒミツ

温暖な気候を活かして、南国の果実アップルマンゴーを、ハウスで丁寧に栽培しています。栽培を手掛けるのは、大隅半島のマンゴー栽培第一人者を筆頭に、トロピカルフルーツが豊富な国スリランカから来日した、特定技能の資格を有するメンバー達。一つひとつの果実にネットをかけ、樹の上で自然に完熟し落果するのをじっくりと待ちます。マンゴーの甘みや香りは、最後の数日でぐっと増すと言われています。最も美味しい状態を見極め、完熟の実だけを収穫する――そうしたこだわりが、鹿児島県産ブランドマンゴー「トロピックシャイン」の美味しさの秘密です。

「トロピックシャイン」の栽培において、摘果は重要な要素の一つ。摘果とは大きくて味のよい果実を生み出すために，結実した果実を幼果のうちにつみ取ることです。通常マンゴーは一本の木からたくさんの枝が出て、その枝に20～30個の実をつけますが、早い時期にこの摘果をすることにより果実に行き渡る養分を集中させます。そうして、最終的に1本の枝から収穫されるマンゴーの実は1つだけになります。

また、マンゴーは完熟すると自然に枝から落ちるという性質を持っています。摘果した一つ一つのマンゴーにネットを掛け、成熟したマンゴーがネットに落ちるのを待って収穫します。

その甘みが濃縮し、成熟したマンゴーの中からさらに厳選し、条件を満たした果実のみがプレミアムなマンゴー「トロピックシャイン」として出荷されるのです。

マンゴーは、活性酸素を抑える栄養素βカロテン（体内でビタミンＡに変換される）の量が多いのが特徴です。また、ビタミンCやビタミンEも含まれており、いろいろなビタミン類を取れるので健康維持に役立ちます。また、マンゴーは、ナトリウムの排出を促進するカリウムや食物繊維も比較的多く、甘く美味しいだけでなく健康や美容にも期待できます。